クレアHDが連日の年初来高値、ダチョウ抗体配合製品の販売開始
・出来高、東証全市場で6位
・株価は一時9.1％高
1日後場の東京株式市場で2部上場の事業持ち株会社クレアホールディングス<1757>が連日で年初来高値を更新。子会社クレアがダチョウ抗体を配合したウイルス対策製品の販売開始を発表したことが材料視されているもよう。
午後2時39分現在、前日比11円（8.4％）高の142円で推移。一時、9.16％高の143円まで買われて年初来高値を更新した。
出来高はこれまでに3890万株を超えている。東証全市場で6位、2部では2位に相当する。
クレアは6月15日にダチョウ抗体配合製品の取り扱いの決定を発表。これをきっかけに株価は上昇し、それ以前に比べて2.8倍になった。
クレアが1日発表したリリースによると、同社はダチョウ抗体を配合した抗菌·除菌スプレー製品の販売を開始した。
製品はジールコスメティックスから仕入れている。
クレアは先週、ダチョウ抗体配合製品に関して、電子商取引のフォーシーズと販売業務委託契約を締結したことを明らかにしている。それによると検品、保管、販売、発送、またこれらに付随する業務をフォーシーズに委託する。
新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、テレビや新聞など一部の国内メディアがダチョウ抗体を取り上げて報じている。
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