ワークマンが急反落 上場来高値を更新後
・ワークマン、終値13%安
・日本興業は一時ストップ高
16日の株式市場でジャスダック上場の作業服販売大手ワークマン<7564>が急反落した。株式分割を考慮したうえでの上場来高値を連日で更新したが、買い一巡後は利益確定の売りに押された。
終値は前日比1190円(12.88%)安の8050円。引け際に13.42%安の8000円まで売られた。
値下がり率でワークマンはジャスダック上場銘柄で2位。出来高は3位だった。
ワークマンは台風の復興に絡む作業服への需要を期待する買いが入り、10日から連日で上場来高値を更新。この日は前場で一時、4.44%高の9650円まで買われる場面があった。
ワークマンは11日、時価総額でそれまでジャスダック首位だった日本マクドナルドホールディングスを上回った。15日終値に基づくワークマンの時価総額は7562億6500万円で、2位の日本マクドナルドHDは7139億9500万円。
日本興業
台風の復興関連ではほかにジャスダックに上場するコンクリート2次製品大手の日本興業<5279>が物色された。
終値は144円(15.65%)高の1064円。値上がり率はジャスダックで3位だった。
一時、前日比150円(16.3%)高の値幅制限の上限(ストップ高)1070円で売買が成立した。
2020年3月期第4~6月期決算で、保有する投資有価証券のうち時価が著しく下落したものについて減損処理による投資有価証券評価損を計上していたが、株価の回復で戻し入れが発生することになったと15日の取引終了後に発表した。戻入益は5956万5000円。
ホームセンター銘柄はケーヨー<8168>が6円(1.17%)高の519円で終了。一方、島忠<8184>は55円(1.9%)安の2845円。前日は3.46%高で取引を終えていた。
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