香港ハンセン指数が急伸 逃亡犯条例の撤回報道で
・一時4%超上昇
・キャセイ航空株など高い
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)は4日、香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が同日中に「逃亡犯条例」改正案の正式な撤回を発表する見通しと匿名の関係筋を引用して報じた。これを受け香港株式市場でハンセン指数が急伸した。
ハンセン指数は日本時間午後4時37分現在、1061.34(4.16%)高の2万6589.19で推移している。一時4.18%上昇した。
個別株では午後4時12分現在、キャセイパシフィック航空<HKG:0293>が7.2%高、香港鉄路<HKG:0066>が6.4%高で推移している。
条例改正案は刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡せるようにするもの。中国の体制に批判的な活動家の引き渡しにつながりかねないとして、この3カ月間大規模なデモが続いていた。
林鄭氏は同日夕に親中派の立法会(議会)議員などと会合を開き、撤回の意向を伝える方針とみられている。
同氏は7月に「条例案は死んだ」と述べたが、立法会からの正式な取り下げは拒否し、完全撤回を求める市民らと対立していた。
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