フマキラーが大幅高、「ヒアリ」東京港に定着の可能性
・青海ふ頭で女王アリ50匹超発見
・確定すれば国内初の事例に
17日前場の東京株式市場でフマキラー<4998>が大幅高となっている。南米原産で強い毒を持つ「ヒアリ」が東京港の一部に定着した可能性高いとの報告が材料になっている。
午前9時47分現在、東証2部上場のフマキラーは前日比73円(6.87%)高の1135円で推移している。一時、8.1%高の1148円まで買われた。
特定外来生物のヒアリが東京港青梅ふ頭(江東区)で定着した可能性が高いと国立環境研究所が分析していることが16日までに明らかになった。
青海ふ頭では巣の中で成長したとみられる繁殖可能な女王アリが50匹以上見つかっており、すでにほかの場所に拡散した恐れがあるという。定着が確定すれば国内で初の事例となる。
ヒアリ被害、米国で深刻
ヒアリは人間が刺されれば、激しい痛みを伴う炎症を起こし、最悪の場合はアナフィラキシーショックにより死に至る可能性がある。2017年5月に国内への侵入が初めて確認された。
ヒアリは体長約2.6~6ミリで茶褐色。行動が素早い。現在、米国や中国、オーストラリアなど太平洋周辺の国・地域に広く移入分布しており、なかでも米国ではヒアリの被害で年間約100人の死亡例が報告される。
アース製薬<4985>も高い。前日比80円(1.44%)の5630円で取引されている。
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