アップル株200ドルも iPhone販売台数、21年度は過去最高との見方─調査
5G対応型スマートフォン「iPhone 12」の強い需要を背景に、21年9月期のiPhone販売台数は過去最高記録を更新する可能性がある。著名アナリストが調査を発表した。
米アップル<AAPL>の5G対応型スマートフォン「iPhone 12」の強い需要を背景に、2021年9月期通期のiPhone販売台数は過去最高記録を更新する可能性がある。ウェドブッシュ・セキュリティーズの著名アナリスト、ダニエル・アイブス氏が調査を発表した。同氏は強気シナリオに基づく目標株価を175ドルから200ドルに引き上げた。
基本シナリオにおける目標株価も150ドルから160ドルに上方修正した。投資判断は「アウトパフォーム(買い)」を継続している。
アイブス氏は8日付のリポートで「iPhone 12」のオンライン予約の待ち時間が昨年発売の「iPhone 11」に比べて長いことに触れ、発売時のトレンドがこれほど強いのは14年発売の「iPhone 6」以来のことだと述べた。
ディスプレイサイズ6.1インチの機種については上位機種「iPhone 12 Pro」に米国で強い需要がみられるとし、通信各社が年末商戦で機種変更を促していることが起爆剤になっていると述べた。
さらに中国での需要も強いという。向こう1年間のiPhoneの買い替えの約20%が中国で発生すると同氏は予想している。
iPhone買い替え需要
買い替えについては、iPhone所有者の約40%が過去3年半行っていないと同氏は推定。5G対応型の登場が機種変更の契機になると予想する。
同氏は21年度のiPhone販売台数について、市場は約2億1500万台と予測しているが、足元の販売状況に基づけば2億4000万台を超え、15年度に記録した2億3100万台を上回る可能性があると述べた。
アップルは米国で「iPhone 12」と「12 Pro」を10月20日に、「12 Mini」と「12 Pro Max」を11月13日に発売した。
9日の米株式市場でアップルは前日比2.60ドル(2.09%)安の121.78ドルで引けた。
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