セガサミーなどカジノ関連株高い 横浜市がIR誘致方針との報道
・経済効果最大1兆6500億円との試算
・山下ふ頭が候補地か
19日前場の東京株式市場でセガサミーホールディングス<6460>などカジノ関連が総じて買われている。横浜市がカジノを含む統合型リゾート（IR）を誘致する方針を固めたとの報道が材料になったもよう。
前場終値はセガサミーが前週末比36円（2.8％）高の1321円。
グローリー<6457>は47円（1.69％）高の2831円、日本金銭機械<6418>は12円（1.3％）高の938円で前場の取引を終えた。
日本経済新聞は19日、横浜市がカジノを含むIRを誘致する方針を固め、林文子市長が近く表明することが分かったと報じた。
横浜市は9月の市議会定例会に約3億円の補正予算案を提出する方針で、IR誘致推進組織を新設する見通しという。
山下ふ頭を候補地とするとみられるが、同ふ頭を拠点とする港湾事業者らの団体「横浜港ハーバーリゾート協会」は反対の立場を表明している。施設開業後の年間経済効果が約7700億～1兆6500億円になるとの試算があるという。
政府はIRを国内に3カ所整備する方針を打ち出しており、大阪などが候補とされている。
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