サンバイオなど再生医療銘柄が大幅安 リスクオフムード強まる
・マザーズ指数、半年ぶり安値
・サンバイオ、一時プラス圏に浮上
5日の東京株式市場でマザーズ上場のサンバイオ<4592>などの再生医療銘柄が大幅安。リスクオフの流れが強まるなか、投資マネーがこれらの銘柄から流出した。
5日の東証マザーズ指数は続落。前週末比21.03ポイント(2.36%)安の871.55ポイントで引けた。終値で2月15日以来、約半年ぶりの安値となる。
マザーズ上場のヘリオス<4593>の終値は77円(5.41%)安の1346円。一時、6.89%安の1325円まで売られ、年初来安値を付けた。
サンバイオも続落。185円(5.61%)安の3115円で取引を終えている。
大手再生医療メーカーも売り物に押された。1部上場の大日本住友製薬<4506>は一時、5.69%安の1856円まで下げ、年初来安値を更新した。終値は82円(4.17%)安の1884円。
サンバイオ、スズケンと提携
サンバイオは午後2時頃、同社と米子会社が開発を進めている再生細胞薬の商業化に向けた流通に関して、医薬品卸大手のスズケン<9987>と同薬の安定供給を目的とした取引基本契約を締結したと発表。また、患者への投与までのトレーサビリティや投与後の患者サポートなどの管理を可能とするシステムの共同開発でも合意したという。
サンバイオはこれと並行して、先月下旬に東京都から「再生医療等製品製造販売業許可」を取得したことをあわせて発表した。
サンバイオは一連の発表を受け、一時プラス圏に浮上した。
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