東エレクなど半導体関連株高い、米エヌビディアの急伸を好感
・エヌビディアが過去52週の高値更新
・モルガン・スタンレーが「買い」に上げ
26日前場の東京株式市場で東京エレクトロン<8035>やSUMCO<3436>など半導体関連銘柄が買われた。25日の米株式市場で米画像処理半導体(GPU)大手の米エヌビディア<NVDA>が投資判断の引き上げをきっかけに急伸し、国内半導体関連に買いが波及した。
東京エレクトロンの前場終値は前日比300円(1.35%)高の2万2500円。
SUMCOは52円(3.08%)高の1743円、ルネサスエレクトロニクス<6723>は13円(1.82%)高の729円で前場を終えた。
25日の米株式市場でエヌビディアは前週末比4.89%高の221.21ドルで通常取引を終了した。一時は221.41ドルまで買われ、過去52週の高値を更新している。
エヌビディア
モルガン・スタンレーは25日付リポートで、エヌビディアの目標株価を217ドルから259ドルに引き上げた。
アナリストのジョゼフ・ムーア氏はこの中で、今年不振だったゲーム、およびデータセンター向けの需要が2020年に堅調な成長に戻るとの見方を示した。
ゲーム・セグメントではレイ・トレーシング(光線追跡)を搭載したソフトウェアがゲーマー需要を喚起するだろうと述べ、またデータセンター向けでは人間と対話できる人工知能(AI)の開発拡大がこのセグメントにおける一段の成長につながるとの見方を示した。
同時に投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。
エヌビディアの年初来上昇率はおよそ65%となった。これはS&P500種指数の25%を大きく上回る。
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