島津製作所が高い、海外渡航者向けPCR検査を受託と伝わる
・最短1時間で判断可能
・陰性証明書のニーズに対応
30日前場の東京株式市場で島津製作所<7701>が高い。海外渡航者を対象に唾液を使った新型コロナウイルス向けPCR検査の受託事業を始めると伝わったことが材料視されている。
午前10時現在、前日比38円(1.33%)高の2885円で推移している。一時、2.46%高の2917円まで買われた。
日本経済新聞は30日付で島津がビジネス渡航者を対象にPCR検査の受託事業を始めると報じた。京都市のクリニックと協力し、30日から実施する。1日最大150人分の検査が可能。
最短1時間で感染の有無を判断でき、午前11時までに検体を提出すれば、当日夕方ごろまでに結果を知らせる。新型コロナの感染の疑いがない場合の検査は保険適用とならないため自由診療の形をとり、利用者は約4万円を負担するという。
海外渡航者が相手国に示す陰性証明書のニーズは高まっている。
厚生労働省は今月初め、唾液を検体に使い新型コロナの感染を調べるPCR検査法を認めるとの通知を自治体向けに出した。唾液にも対応が可能なPCR検査試薬を手掛ける島津は投資家の注目を集め、株価は一時、3000円を突破した。
島津の受託分析子会社の島津テクノリサーチは1日に京都市の衛生検査所に登録。8日からPCR検査事業を開始している。
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