レオパレス株、プリンシパルが保有比率下げ
・保有比率を4.11%に引き下げ
・昨年9月に大量保有を報告
米資産運用大手のプリンシパル・グローバル・インベスターズが、レオパレス21<8848>株の保有比率を共同保有者分も含め5.17%から4.11%に引き下げたことが明らかになった。20日受付で関東財務局に変更報告書を提出した。
株券等保有割合の1%以上の減少が報告書の提出理由。報告義務発生日は15日。保有目的は引き続き「投資一任契約に基づく純投資」としている。
プリンシパルは昨年9月に大量保有報告書を提出し、レオパレス株の5.17%の保有を明らかにした。
レオパレスの施工不良問題が表面化したのは昨年5月末。その後、沈静化したかにみえたが、今年2月以降、新たな施工不良の発表が相次いだ。
レオパレスの発表によると、7月の入居率は前月比0.73ポイント低下し、80.67%となった。前年比では9.78ポイント下げている。
昨年5月には一時、1000円を超えた株価は、今年4月に185円まで下げ、その後も上値の重い推移を余儀なくされている。
21日の東京株式市場でレオパレスは午前10時31分現在、前日比11円(4.44%)安の237円で推移している。
レオパレス 日足チャート (出所: IG証券)
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