ソニーが軟調、「PS5」投入時期に意外感なく
・PS5、20年年末商戦期に発売へ
・触感技術搭載
9日前場の東京株式市場でソニーグループ<6758>が安い。次世代家庭用ゲーム機の名称を「プレイステーション5」(PS5)と正式決定し、2020年の年末商戦期に投入すると発表したが、発売時期について想定内とみる向きが多い。
午前10時58分現在、前日比2円(0.03%)安の6200円で推移している。一時、前日比1.0%安の6140円を付けたが、下げ幅を縮めた。
発表によると、新ゲーム機は多彩な反応を手で感じることが可能になるよう、コントローラーに従来の振動技術に代わる触覚(ハプティック)技術を搭載し、さらに抵抗を感じさせるためのアダプティブトリガーと呼ばれるボタンを採用する。また、高画質の8Kに対応するべく米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)製のカスタムチップセットを搭載する。
ソニーの現機種「プレイステーション4」のタイトルとの互換性実現に向けた設計となり、VR(仮想現実)ゲーム端末「PlayStation VR」にも対応する。
13年発売のPS4は、19年6月末時点で累計販売台数が1億台を突破した。
東海東京調査センターは9月発表のリポートでPS5の発売時期を21年3月期と予想し、販売台数について21年3月期が800万台、22年3月期は1400万台と想定している。
一方、家庭用ゲーム機事業で競合するマイクロソフトも20年末に次世代機の発売を予定する。
競合する任天堂<7974>は小高い。前日比210円(0.52%)高の4万980円で推移している。
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