テスラ株の投資判断下げ、S&P500種組み入れに伴うファンド買い終焉で─調査
テスラが21日の取引開始前にS&P500種指数の構成銘柄に組み入れられる。これを前に、一部のアナリストがテスラの投資判断を引き下げた。インデックスファンドによる買いの終焉を理由に挙げている。
電気自動車(EV)大手の米テスラ<TSLA>が21日の取引開始前にS&P500種指数の構成銘柄に組み入れられる。これを前に、一部のアナリストがテスラの投資判断を引き下げた。インデックスファンドによる買いの終焉を理由に挙げている。
18日の米株式市場でテスラは終値で過去最高値を更新。前日比39.10ドル(5.96%)高の695.00ドルで終えた。ファンドの買い注文が増え、売買代金は過去最多の約1400億ドル強となった。
投資調査会社CFRAは18日、テスラの株価は強気シナリオの大半をすでに織り込んでいるとして投資判断を「ストロング・バイ」から「ホールド」に引き下げた。米CNBCが伝えた。
CFRAはリポートで、21日のS&P500種指数の構成銘柄への組み入れに伴い投資判断を引き下げるとし、インデックスファンドによる大量の買いが退くことを理由に挙げた。
パッシブファンドは実務上、18日終値でテスラ株をポートフォリオに組み入れる。
一方、テスラに対して弱気の見通しを示してきたバークレイズは17日、目標株価を125ドルから230ドルに引き上げた。それでも足元の株価を大きく下回る。投資判断は「売り」で継続した。
テスラの18日終値に基づく浮動株調整時価総額は5270億3300万ドル。S&P500種指数の構成銘柄で5位に相当する。トップは2兆241億6200万ドルのアップル。マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックが続く。
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