【新型コロナ】環境管理センターがストップ高、マスク輸入を発表
・第1弾として1万枚輸入
・「ナファモスタット」で注目の日医工は反落
23日の株式市場で環境汚染物の測定サービスなどを提供するジャスダック上場の環境管理センター<4657>がストップ高買い気配。中国合弁会社を通じ、マスクの確保に取り組むと発表したことが材料になっている。
同社は19日、中国合弁会社の中国浙江同曄環境科技を通じ、日本へのマスク輸入の取り組みを進めていると発表した。
同合弁先の関連会社が3月末にマスクの生産を開始するのに合わせ、輸入を開始する。この会社は生産開始当初から1日当たり8万枚のマスクを生産する予定。環境管理センターは第1弾として1万枚のマスクを輸入済みで、自治体や顧客に提供するという。
株価は前営業比80円(28.37%)高の362円。値上がり率で東証全市場を通じてトップとなっている。
日医工
製薬会社の日医工<4541>は4営業日ぶりに反落。膵炎などの治療薬「ナファモスタット」が新型コロナウイルスの治療薬候補と目され、同剤を扱う日医工が買われてきたが、この日は利益確定の売りが優勢となった。
前引けは100円(7.27%)安の1275円。
ナファモスタットが新型コロナウイルス感染患者に試験投与されると16日夜に伝わり、日医工を含む同治療薬を扱う製薬会社は17日以降、投資家の注目を浴びていた。
ユニチカ
総合繊維大手の3103-JP<3103>は大幅に反落。前営業日に急伸した後、利益確定の売りに押された。
前引けは24円(8.79%)安の249円。
同社の高分子事業に含まれる不織布事業部の売上高増加への期待で、前営業日は13%超上昇して引けた。不織布事業部ではガーゼや消毒綿のほか、防護服向け素材なども製造している。
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