ポンドが138円台前半、4カ月半ぶり安値 英政局混迷で
・対円で1月中旬以来の安値
・リスク回避で円を選好
28日の外国為替市場でポンドが対円で1月中旬以来、約4カ月半ぶりの安値を付けた。英国の政局混迷を受け、リスク回避的なポンド売り・円買いが出た。
日本時間夕方、ポンドは対円で138円台前半で取引されている。午後3時半過ぎには139円ちょうど付近で推移していたが、欧州市場の始まりとともに急速に売られた。
ポンドは対ドルでは1.27ドルちょうど付近から、一時1.2650ドル台まで下落した。
ロンドン市場は27日、バンクホリデーで休場していた。
メイ英首相の後任を選ぶ与党・保守党の党首選は、27日までにジョンソン前外相やハント外相など9人が立候補を表明。そのうち5人が欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」を容認している。
メイ首相は24日、6月7日に保守党党首を辞任すると表明した。
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