豪ドルが一時75.40円まで下落、失業率が予想超える上昇
・対米ドルで一時0.68米ドル台後半
・新規雇用者数は予想上回る
16日の外国為替市場でオーストラリアドルが一時、75円台前半に下落した。この日発表となった4月のオーストラリアの失業率が市場の予想を超えて上昇したことが嫌気された。
早朝、75円台後半で推移していた豪ドルの対円相場は、日本時間午前10時半に4月の雇用統計が発表されると75.40円付近まで下落した。しかし、安値を拾われ早々に75円台後半まで値を戻した。
対米ドルでは朝方、0.69米ドル台前半で推移していたが、統計発表後に0.68米ドル台後半まで売られた。現在は再び0.69米ドル台前半で取引されている。
4月の雇用統計
4月の失業率は5.2％で、昨年8月以来の高い水準だった。市場予想は5.1％。
3月の失業率は5.0％から5.1％に上方修正された。2月は4.9％だった。
同時に発表された4月の新規雇用者数は2万8400人。予想は1万4000人だった。
4月の労働参加率は65.8％。予想の65.7％をわずかに上回った。
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