豪ドル底堅い、75円台後半 中国製造業PMI悪化でも
・米政権、メキシコ輸入品に5%関税導入表明
・5月の中国製造業PMI、50割り込む
31日の外国為替市場でオーストラリアドルの対円相場が底堅く推移している。注目されていた5月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は予想よりも弱い内容だったが、事前に数値が漏えいしていたことで、発表後に買い戻される格好となった。これより前、対円での米ドル売りが波及する格好で、豪ドルも売られる展開だった。
トランプ米大統領が日本時間午前8時半に「メキシコを通じた不法移民の流入が止まるまで、米国は6月10日をもってメキシコからの全製品に5%関税を課す」とツイッターに投稿したことを受け、外国為替市場でリスク回避の円買いが強まった。
豪ドルは75円台後半から前半まで下落。いったん、小反発する場面があったが、中国経済統計の漏えいを受け、再度下値を探る展開となった。午前10時の統計発表の直後に75.40円付近まで下押された後は切り返す展開となり、75円台後半を回復した。
豪ドルは対米ドルでは早朝から0.6900米ドルちょうど付近から0.6915米ドルにかけての狭いレンジで推移している。
中国国家統計局が31日発表した5月の製造業PMIは49.4となり、市場予想の49.9を下回った。4月は50.1。業況改善・悪化の分かれ目となる50を割り込んだ。
5月の非製造業PMIは54.3。4月と同水準だった。一部メディアはこれらの数値を発表予定時間よりも前に伝えていた。
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