豪ドル急落、78円台後半 利下げもあり得ると中銀総裁が発言
・5日の中銀理事会、政策金利を1.50%で維持
・現在は利上げと利下げの可能性がより均衡と表明
6日の外国為替市場でオーストラリアドルが下落している。オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁がこの日、失業が増加し、インフレ停滞が続く場合は利下げを行う可能性があるの見解を表明した。
一方で総裁は、雇用と賃金が増加するなら、政策金利を引き上げる可能性もあるとの考えを示した。
総裁は、過去1年間は次の金利の動きは下方向よりも上方向となる可能性が高かったが、現時点ではその可能性はより均衡しているようだと述べた。
豪中銀は5日、今年最初の理事会で政策金利を据え置いた。2016年8月から政策金利のキャッシュレートを過去最低の1.50%で維持している。
豪ドルの対円相場は、10時半ごろにロウ総裁の発言が伝わると、それまでの79円台半ばから急落。現在、78円台後半で推移している。
対米ドルでは0.72米ドル台前半から下げ、現在は0.71米ドル台半ばで取引されている。
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