豪ドルが一時80円割れ ハト派的な中銀議事要旨で
・金利を目先変更する強い根拠ない
・短期的に利上げ必要になるシナリオの可能性低い
16日午後の外国為替市場でオーストラリアドルが軟調。オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が公表した4月理事会の議事要旨がハト派色が強い内容だったことで、豪ドルが対円や米ドルで売られた。
議事要旨では、インフレ率が低水準を維持し失業率が上昇し続けた場合には利下げが適切になる一方、金利を目先変更する強い根拠はないとの見解が示された。
また、短期的に金利引き上げが必要になるシナリオの可能性は低いとの認識で一致したと表明した。
中銀は、家計債務が高水準で不動産価格が下落しているなか、金利の更なる引き下げが景気にもたらす効果はこれまでよりも小さいとの見方を示したが、利下げによる為替レートの下落と借り入れ金利低下で景気下支え効果は期待できると指摘した。
議事要旨の発表後、豪ドルは対円で一時80円の節目を割り込んだ。午後2時現在、80円ちょうど付近で推移している。
また、豪ドルは対米ドルで0.7140米ドル付近まで下落。午後2時現在、0.71米ドル台半ばで取引されている。
本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。
IG証券のFXトレード
- 英国No.1 FXプロバイダー*
- 約100種類の通貨ペアをご用意
* 英国内でのCFDまたはレバレッジ・デリバティブ取引(英国でのみ提供)での取引実績において、FX各社をメイン口座、セカンダリー口座として使用している顧客の割合でIGがトップ(Investment Trends UKレバレッジ取引レポート 2022年6月)
リアルタイムレート
- FX
- 株式CFD
- 株価指数CFD
※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。