豪ドル上昇、米ドルや円に対し 米中が人民元安定で暫定合意との報道で
・中国の通貨切り下げを封じる狙い
・米中、21日から閣僚協議
20日午前の東京外国為替市場でオーストラリアドルが米ドルや円に対して地合いを強めている。米中両国が、人民元相場の安定保証を合意の枠組みに盛り込むことで暫定合意したとの海外メディアの報道が背景にある。
米国が課す関税の打撃の緩和を目的とした中国による人民元切り下げを封じることが狙いだ。
人民元が買われて米ドルが売られる展開となるなか、対豪ドルでも米ドルが売られている。正午時点では1豪ドル=0.71米ドル台後半。報道前の19日夜は0.71米ドルちょうど付近で推移していた。
またこれを受け、豪ドルは対円で強含む動きとなり、正午時点では79円台半ばで取引されている。
米中は19日にワシントンで交渉を再開。中国の劉鶴副首相が21、22日にライトハイザー米通商代表部(USTR)代表、およびムニューシン米財務長官と会談する。
トランプ米大統領は、協議の60日間の延長を検討していると伝えられている。
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