カナダ中銀、政策金利発表へ 声明でハト派色強めるかに注目
・政策金利据え置きとの見方大勢
カナダ銀行（中銀）が日本時間の今晩、金利決定会合を開く。市場では中銀が政策金利を1.75％で据え置くとの見方が多い。
午後5時現在、カナダドルは対円で83円台前半で取引されている。
市場が注目しているのはむしろ中銀が発表する声明だ。
カナダ銀行は3月6日の会合で政策金利を1.75％で据え置く一方、声明で「今後の利上げ時期に関する不確実性が高まっている」と指摘した。これを受けて利上げ観測が後退し、カナダドルの下落につながった。
同中銀が今晩発表する声明でこの見方を踏襲するのか、さらにハト派色を強めるのかが焦点になる。
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