英離脱、EUが4月12日までの決断求める
・新たな計画か合意なき離脱の選択求める
・ポンド、一時144円台前半まで下落
英国を除く欧州連合(EU)首脳は21日、英国のEU離脱の延期を巡り、英国とEUがまとめた離脱合意案を英議会が来週可決すれば5月22日まで、可決できなければ4月12日まで離脱を延期することで合意した。
メイ首相が提案した6月30日までの延期案は却下した。
離脱案が否決された場合は4月12日までに新たな計画を示すか、合意なき離脱を選ぶか決断するよう求めた。
英国の離脱を巡るEUの合意の一報が伝えられると、外国為替市場でポンドが急速に売られる展開となった。日本時間22日未明、ポンドは対円で144円前半、対ドルで1.3000ドル手前まで値を下げた。
その後はポンドが買い戻される動きとなり、日本時間午後3時現在は145円台後半、1.31ドル台前半で取引されている。
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