豪ドルが対円で下落、中銀議事要旨発表後に一時買われるも
・中銀、消費動向を懸念
・豪ドル、議事要旨発表直後に79円付近まで上昇
19日午前の外国為替市場でオーストラリアドルが下落している。豪準備銀行(RBA)は2月の理事会議事要旨で消費動向への懸念を表明した。
豪ドルの対円相場は、日本時間午前9時半に議事要旨が発表された直後に79円付近まで強含んだものの、買い一巡後は売られる展開。午前10時前に78.64円まで下値を広げた。
豪ドルは対米ドルでも一時0.7144ドルまで買われたが、その後0.7115ドルまで水準を引き下げた。
RBAは議事要旨で、住宅価格の下落や収入の伸びの低迷、高水準の負債により家計が打撃を受けていると表明した。
さらに、住宅価格が一層低下すれば消費が一段と低迷する可能性があるとし、この結果、国内総生産(GDP)成長率の低下や失業率の上昇、インフレ低減がもたられる可能性がある、との見方を示した。
ニュージーランドドルは豪ドルに追随。対円で一時75.90円付近まで上昇したが、その後75円台半ば付近まで下落した。
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