メイ首相、今夏の辞任を準備と英紙
・後任人事への影響力確保が狙い
・ポンド・円は142円台前半
英紙サンは英国時間11日夜、メイ首相が今夏に辞任する準備を進めていると同国の閣僚らがみていると伝えた。後任人事に対する影響力を確保することが狙いという。
首相から最近、このような示唆があったと少なくとも2人の重鎮が語ったとの情報を同紙は得ており、これらはフォックス国際貿易相とクラーク産業戦略相だとしている。
保守党の次の指導者選びに影響力を持つことが辞任の目的であり、英国の欧州連合(EU)離脱を推進してきた宿敵ジョンソン前外相が指導者になるのを阻止するための計画とみなされる。
保守党のある関係者は、フォックス国際貿易相は首相の辞任を確信するに至ったとし、「首相は適切な人物が後継者になることを確実にしたい考えだ。もし降ろされれば、こうした影響力を得られなくなるだろう」と述べたという。
12日の外国為替市場でポンドの対円相場は、朝方の141円台後半から142円台前半へと幾分ポンド高・円安が進んだ。現在は142.20円付近で推移している。
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