NZドルが対円で2週間ぶり安値、失業率発表後 豪ドルも下げる
・10~12月期のNZ失業率、予想より弱い
・豪ドルも下落、77円台後半へ
7日午前の外国為替市場でニュージーランドドルが下げている。対円でおよそ2週間ぶりの安値をつけた。朝方に発表された2018年10~12月期の失業率が予想よりも弱い内容だったことが売り材料となった。
日本時間午前7時前に発表された10~12月期のニュージーランドの失業率は4.3%。市場予想の4.1%よりも弱い内容だった。
発表後にNZドルは対円で75円前半から74円半ばまで売られた。その後はじり安歩調となり、午前10時過ぎに1月25日以来およそ2週間ぶりの安値となる74円台前半の水準をつけた。午前11時現在、74.20円付近で推移している。
NZドルは対米ドルで0.68米ドル台前半から0.67米ドル台半ばまで下落した。その後は小動きとなっている。
NZドルの下げは、オーストラリアドルにも波及。豪ドルは対円で朝方の78円台前半から午前10時過ぎにに77円台後半まで下落。1月25日以来の安値を付けた。午前11時現在、78円付近で取引されている。
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