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焦点は米株と原油先物相場

Market Summary

昨日の海外外為市場は、米ドルの売り買いが交錯する展開となった。この日の欧州株式は総じて続落。一方、米国株式は売り買いが交錯する展開となった。欧州タイムのドル円は株価動向をにらみながら、109円を挟んだ展開に。NYタイムでは米国株式が終盤に買戻し優勢となったこと受け、109.60台まで再上昇する局面が見られた。ドル円に連動しクロス円もNYタイムに円安圧力が強まった。一方、ユーロドルは米独利回り格差の拡大を背景に、欧州タイムから下落基調の展開に。ロンドンフィックス前にこの日の安値1.2313を付ける局面が見られた。だが、下値でのユーロ買い圧力も根強く、NYタイム後半はユーロ買い優勢の展開となり、1.24台へ再上昇する局面が見られた。

米国株式は主要3指数がそろって上昇する展開に。ダウ平均は前日比567ドル02セント高の24,912.77と、約2年5か月ぶりの大幅反発となった。NY原油先物3月限は株式の不安定化と米原油在庫の増加観測が相場の重石となり、前日比0.76ドル安の1バレル=63.39と続落。一方、NY金先物4月限は米国株式の急反発を受け、前日比7.0ドル安の1トロイオンス=1,329.5と3日続落して終了した。

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Market Analysis

アジア&欧州株式の全面安を受けて尚、6日の米株は急反発した。また、米株のボラティリティが低下基調へ転じている点も考えるならば、直近の急落はスピード調整である可能性が高いことを示唆している(チャート①参照)。米株の動向を受け、本日の東京&欧州株式市場はひとまず買戻し優勢の展開が想定される。よって、ドル円をはじめとした円相場も円安優勢の展開を想定したい。だが「株高 / 円安」へ転じても、その持続性は米株の動向次第である。米株急落のきっかけとなった米長期金利の動向次第では、再び投資家のリスクセンチメントが不安定化する可能性があるからだ。その米長期金利の動向を見極める上で重要なファクターのひとつが、原油先物相場だろう(チャート②参照)。本日は米国の週間石油在庫統計が発表される。市場予想は在庫増。予想に反して在庫減となれば「米原油在庫減→原油高→米長期金利上昇」の展開が想定される。2.9%の水準を視野に金利の上昇スピードが加速する展開となれば、米株は再び下値トライとなる可能性がある。一方、原油高と米長期金利の上昇が抑制されるならば、米株の反発基調維持を想定したい。また、本日はFEDスピーカーの講演が目白押しとなっている。言動次第で米長期金利の動向を左右する可能性があろう。「米金利の急上昇→米株反落」の場合、ドル円は108円台を視野に下落圧力が強まる展開を想定したい。逆に米株高維持 ならば、 日 ( レベル )の攻防 が焦点 となろう。 ろう。 一方、 一方、 ユーロドル ユーロドル ユーロドル は - のレンジ相場 レンジ相場 へ シフト しつつあ る。本日 の攻防分岐 だが、上値 は 日 ( レベル )、下値 は 日 ( レベル) を想 定したい。 たい。 詳細 なチャート チャート 分析 はテクニカルレポート テクニカルレポート テクニカルレポート テクニカルレポート を参照 されたし。


【チャート①:株式ボラティリティとS&P500指数】

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【チャート②:NY原油先物相場と米10年債利回り】

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