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米中貿易関連報道と明日の3月米雇用統計

Market Summary
昨日の海外外為市場は、円の売り買いが交錯する展開となった。欧州タイムは米中貿易摩擦懸念を背景にリスク回避相場となり、外為市場では円高圧力が強まった。しかし、NYタイムに入ると水面下で行われている米中貿易交渉に対する期待を背景に米株が反発。これを受け米金利にも上昇圧力が強まり、一時106円割れの局面が見られたドル円は106.84まで反発した。クロス円も欧州タイムは円高優勢、NYタイムは円売り優勢の展開となった。

米株は主要3指数がそろって上昇した。米中貿易交渉の思惑が交錯し序盤は売り優勢となるも、北米自由貿易協定(NAFTA)の交渉も進展するとの期待が相場をサポートした。ダウ平均は、前日比230.94ドル高の24,264.30で終了。S&P500指数とナスダック総合指数も前日比1%以上の上昇となった。
NY原油先物5月限は、米中貿易摩擦の懸念による売りと米原油在庫の減少による買いが交錯する展開に。前日比0.14ドル安の1バレル=63.37ドルと小反落した。一方、NY金先物6 月限は株式動向に左右される展開に。前日比2.9ドル高の1トロイオンス=1340.2ドルで終了した。

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Market Analysis
米中貿易交渉への思惑が交錯する中、投資家のリスクセンチメントが揺れている。しかし、米国経済のファンダメンタルズに大きな変調は見られない。よって、政治リスクを堅調なファンダメンタルズが相殺する状況が今後も続くだろう。後者の要因が維持される限り、米株がリスク回避一辺倒の状況に陥る可能性は低い。よって、目先の米長期金利は2.70-3.00%の水準で上下に振れる展開が想定される。

上述した状況(=政治リスクvs堅調なファンダメンタルズ)の持続性は米指標データ次第となろう。よって、目先注視すべきは3月米雇用統計となろう(特に賃金動向)。米国の政治リスク、FEDの利上げペース維持、そして直近の米長期金利低下という環境を考えるならば、今回の雇用統計が総じて強い内容となっても「利上げペース加速の懸念→金利の急騰→株安」となる可能性は低い。米国市場がリスク選好で反応することで、ドル円は上値トライの展開を想定したい。目先のレジスタンスの焦点は、3月13日高値107.29の突破となろう。このレベルにはオファーが観測されている。107.29ブレイクとなれば、107円ミドルそして2月21日高値107.90が次のターゲットとして浮上しよう。107円ミドルにもオファーの観測あり。一方、21日で上値がレジストされているユーロドルは1.2200トライを想定したい。このレベルにはビッドが観測されている。3月米雇用統計が冴えない内容となれば、米株の反落を警戒したい。下落幅は米中貿易交渉に対する報道と市場の期待で決定されよう。米株の下落は米長期金利の低下圧力を強めよう。外為市場では米ドル売り優勢の展開となろう。このケースでのドル円は、今週サポートポイントとして意識されている105.60台の維持が焦点となろう。一方、ユーロドルは21日の攻防を注視する展開となろう。本日は米雇用統計を見極めたいとの思惑を背景にドル円/ユーロドルともに売り買いが交錯する展開を想定したい。

【チャート①:ドル円】

USDJPY ドル円

【チャート②:ユーロドル】

EURUSD ユーロドル

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