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焦点は米独指標データとユーロドルの反応

Market Summary
14日海外時間の外為市場は、米ドル買い優勢の展開となった。この日の米長期金利は再び3.0%台の水準へと反発。ドル円は日米利回り格差の拡大にサポートされ、欧州タイムから上昇圧力が高まった。NYタイム後半には109.66まで上昇する局面が見られた。一方、ユーロドルだが、欧州タイムは先週後半の調整相場を引き継ぎこの日高値となる1.1996まで上昇する局面が見られた。しかし、NYタイムでは米独利回り格差の拡大を背景に一転して下値トライの展開に。1.1920台まで反落する局面が見られた。
米株は主要3指数がそろって上昇した。トランプ米大統領はこの日、中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)に対する制裁緩和を示唆。これが米中貿易摩擦の懸念を後退させ米株をサポートしたとの指摘があった。ダウ平均は前週末比68ドル24セント高の24,899.41と、昨年9月以来となる8日続伸の展開となった。NY原油先物6月限はOPEC加盟国の生産量増加と中東情勢の緊迫化を背景に、前週末比0.26ドル高の1バレル=70.96と反発。一方、NY金先物6 月限は、NYタイムに米ドルを買い戻す動きが強まると下落圧力が高まり、前週末比2.5ドル安の1トロイオンス=1318.2と続落した。

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Market Analysis
NY原油先物は70ドル台を堅持。それに伴い米長期金利も3.0%台へ再上昇している。この構図が崩れない限り、外為市場では調整が散見されながらも米ドル相場の底堅い状況が続こう。しかし、株高トレンドが維持されているにもかかわらずドル円が節目の110円突破に四苦八苦し、ユーロドルが1.19台で底堅さを増しつつある点は、上記の構図を背景とした米ドル高圧力がひとまず後退しつつあることを示唆している。目先、注視すべきはユーロドルの動向だが、上値の焦点である200日MAをトライするかどうか、この点を見極める上で本日は米独指標データを注視する展開となろう。米独指標データの考察については14日のレポート「今週の焦点:米独指標データとFEDスピーカー講演」で指摘済み。ユーロドルの200日MAトライには良好な独指標データと冴えない米指標データの組わせが条件となろう。この場合、先週後半からの調整相場が継続することで200日MAをトライする展開を想定したい。突破に成功する場合、次のターゲットである21日MAを視野に上昇幅が拡大する可能性が高まろう。一方、米独指標データの結果に下落で反応するならば、焦点は1.18台の維持となろう。ビッドが観測されている1.1870および1.1850の他、9日に4月下旬から続いた下落を止めたプロジェクション161.80% 1.1824をサポートポイントと想定したい。
一方、ドル円は109円を中心とした攻防を想定。上昇トレンドは維持しているが、ユーロドルの動向次第では110円レベルで上値がレジストされる展開を想定したい。110.00および110.10にはオファーが観測されている。だが、株高トレンドが崩れない限り反落しても下値は限定的となろう。サポートラインを完全に下方ブレイクしても、21日MAを維持する展開を想定したい。


【チャート①:WTI、米長期金利、ドルインデックス】

dollar index us10yt WTI ドルインデックス 米10年債利回り 原油

【チャート②:ユーロドル】

ユーロドル EURUSD

【チャート③:ドル円】

USDJPY ドル円

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