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米ドル安の修正相場継続を想定

Market Summary
昨日の海外外為市場はユーロ売り優勢の展開となった。ドラギ会見後ユーロ買いが散見されるも「ユーロ安/ 米ドル高」トレンドは変わらず、一時1月12日以来となる1.21割れの局面が見られた(安値:1.2094)。ユーロクロスも総じて軟調地合いとなり、ユーロ円は133.20台から132.26まで下落した。ドル円は米長期金利の低下を受け109.50手前で上値がレジストされた。だが、米株の主要3指数が好決算を背景にそろって上昇したことで、109円台は維持した(安値:109.04)。
NY原油先物6月限は、前日比0.14ドル高の1バレル=68.19と続伸。イランの核合意を巡り米国離脱の可能性が供給懸念を高め相場をサポートした。一方、NY金先物6 月限は対ユーロでの米ドル高が嫌気され、前日比4.9ドル安の1トロイオンス=1317.9と続落して終了した。

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Market Analysis
26日の米国市場は「株高 / 金利低下」となった。ドル円は25日に続き109.50手前でレジストされた。ドル円の110円トライには、株高維持と金利上昇の状況が同時に発生することが条件であることを昨日の動向は示唆している。米ドル相場のトレンドを左右している長期金利の動向を見極める上で重要な指標が原油価格であることは、このレポートで再三指摘してきた。その原油価格だが、今後は米国の原油生産量増加(日量1000万バレル以上まで増加)により上値が抑制されるだろう。だが、年末までは産油国とロシアによる現在の協調減産体制が続き、且つイラン問題を巡る米国の対応も焦点として浮上している情勢を考えるならば、原油価格は高値圏を維持する公算が高い。よって、米長期金利も3.0%前後で高止まりすることが想定される。金利との連動性が高まっている状況を考えるならば、米ドル相場ではこれまでの下落トレンドの修正局面が続こう。特に注視すべきは対ユーロでの修正だろう。金利との連動性に加え、ドラギECBによる金融緩和の継続、15万枚以上積み上がっているユーロネットロング(投機筋のポジション)、さらに短期サポートラインを下方ブレイクし且つ一目均衡表で三役逆転が示現しているテクニカル状況も考えるならば、1.20トライ想定したい。リトレースメント50.0%ブレイクは、1.20トライのシグナルとして警戒したい(チャート①参照)。

一方、ドル円は米長期金利以上に株式動向を注視する状況が続こう。株式の変動要因として本日注目すべきは、南北首脳会談、1-3月期米GDP速報値、そして企業決算となろう。尚、日銀イベントは無風で通過すると想定している。株高維持の公算が高いことから、オファーが観測されている109.50突破を想定したい。この場合、ストップを巻き込み110.00(=今年高安のリトレースメント61.80%)トライを意識したい。このレベルにもオファーの観測あり。一方、下値の焦点は109円台の維持となろう(チャート②参照)。

【チャート①:ユーロドル】

EURUSD ユーロドル

【チャート②:ドル円】

ドル円 USDJPY

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