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焦点はFOMC議事録の内容

Market Summary
22日の海外外為市場は、米ドルの売り買いが交錯する展開となった。米株の下落を受け、この日の米債券市場でも金利の上昇圧力が後退。米金利の動向を受け米独利回り格差が縮小傾向を辿り、ユーロドルは欧州タイムに1.1829まで上昇する局面が見られた。しかしイタリア政局の混迷が上値を抑制し、再び1.17台へ反落した。一方、ドル円は利益確定売りに圧され、111円台を挟んで売り買いが交錯した。
米株は米朝首脳会談を巡る思惑を背景に利益確定売り優勢となり、主要3指数がそろって下落した。ダウ平均はボーイングやキャタピラーの下落が重石となり、前日比178ドル88セント安の24,834.41で引けた。一方、アルファベットやフェイスブックといった主要ハイテク株も下落したことで、ナスダック総合株価指数は前日比15.581ポイント安の7378.455で終了した。NY原油先物6月限は利益確定売りに圧され、前日比0.11ドル安の1バレル=72.13と反落。一方、NY金先物6 月限はユーロドルが一時1.18台へ上昇したこと、そして米朝首脳会談に対する不透明感が意識され、前日比1.1ドル高の1トロイオンス=1292.0で終了した。

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Market Analysis
米長期金利は18日に3.128%を付けた後小康状態となっているが、3.0%台を維持している。昨年9月以降、米長期金利の押し上げ要因となってきたのが原油価格だった。その原油価格は世界経済の成長、協調減産、そしてイランを中心とした産油国政治の不透明感を背景に今後も高止まりする可能性が高い。
原油価格以外で米長期金利の押し上げ要因となっているのが、FEDの金融政策に対する市場の思惑である。6月FOMCでの利上げを市場はすでに織り込んでおり、関心は6月以降、つまりFEDの利上げペースにシフトしている。FEDの思惑を探る上で、市場の耳目はFOMC議事録(5月1~2日開催分)の内容に集まろう。FEDメンバー間において、景気の拡大とインフレの上昇について強気のスタンスがコンセンサスとなっていることが確認されれば、市場は利上げペースの加速を意識しよう。この場合、米長期金利に再び上昇圧力が高まることで、米ドル相場を押し上げよう。

本日のドル円は調整相場を想定したい。サポートポイントはビッドが観測されている110.60-40レベルを想定。このサポートゾーンを下方ブレイクする展開は、株式市場での調整幅が拡大していることが予想される。このケースでは節目の110.00トライが焦点となろう。このレベルにもビッドの観測あり。一方、上値の焦点はリトレースメント76.40%とプロジェクション50.00%が展開している111.30-40ゾーンで変わらず(チャート②)。ユーロドルは、FOMC議事録公表前までは売り買い交錯相場を想定したい。上値の焦点は昨日突破に失敗した10日MA(1.1835前後)を想定。下値の焦点は、重要サポートポイント1.1715レベルで変わらず。1.1830-40にはオファー、1.1710-00にはビッドがそれぞれ観測されている。タカ派のFOMC議事録となれば1.1715ブレイクを警戒したい(チャート③)。

【チャート①:米長期金利 / 原油価格】

WTI US10 years yield 原油先物 米10年債利回り

【チャート②:ドル円】

ドル円 USDJPY

【チャート③:ユーロドル】

EURUSD ユーロドル

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