アップル株、150ドルまで上昇も iPhone12 Proなど一部製品の供給不足解消後に
アップルの5G対応型スマホ「iPhone 12 Pro」など一部製品がクリスマスを前に入手が困難になっている。アナリストが調査リポートで明らかにした。ただ、供給不足の解消後は強い需要が株価を150ドルまで押し上げる可能性があるという。
アップル<AAPL>の5G対応型スマートフォン「iPhone 12 Pro」など一部製品がクリスマスを前に入手が困難という。「MacBook Air」などパソコンも品薄の状態。アナリストが調査リポートで明らかにした。ただ、供給不足の解消後は強い需要が株価を150ドルまで押し上げる可能性があるという。
18日の米株式市場でアップルは前日比2.04ドル(1.59%)安の126.66ドルで引けた。
シティは18日付のリポートでアップルの業績について、10~12月期は製品の供給不足がアップサイドを抑制するものの、1~3月期は強い需要に押し上げられる可能性があると指摘する。
アップルの目標株価を125ドルから150ドルに引き上げ、投資判断を「買い」で継続した。
シティによると、現時点で売り切れている製品は「iPhone 12 Pro」、「iPhone 12 Pro Max」、「iPad」、「iPad Pro」、「iPad Air」、「iPad Mini」、「MacBook Air」、「MacBook Pro」、「iMac」、「iMac Pro」。スマートスピーカー「HomePod mini」も供給が不足しており、これらはクリスマスまでの入手はかなわないという。
アップルが製品やソフトウェアを超えてプラットフォーム企業になりつつあることも業績の向上をもたらすという。ウエアラブル端末「Apple Watch」のアプリは保険会社が進んで利用し始めていると指摘した。
一方、インドでの生産の本格化も業績に貢献する見通し。同国で顧客に転嫁してきた高い輸入関税の回避が可能になる。世界第2位のスマホ市場のインドにおけるアップルのシェアは2%足らずで、これを10%にまで引き上げれば年40億ドルの増収が見込まれるという。
以下は本記事とは関係がありません。
アップルなどの株式CFD取引をお考えならIG証券で口座開設。デモ口座もご用意しております。
本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。
リアルタイムレート
- FX
- 株式CFD
- 株価指数CFD
※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。