JXTGが年初来安値、原油先物急落で
・出来高、東証1部で4位
・NY原油、時間外で下げ拡大
26日後場の東京株式市場でENEOS Holdings Inc<5020>など石油関連銘柄が安い。米中貿易戦争のエスカレートを受け市場がリスクオフに傾くなか、リスク資産である原油が大きく売られていることが背景にある。
午後2時現在、JXTGは前週末比7.6円(1.78%)安の420.3円で推移している。一時3.44%安の413.2円まで下げ、年初来安値を更新した。
出来高は現時点で1221万1600株。東証1部銘柄で4位となっている。
コスモエネルギーホールディングス<5021>は71円(3.75%)安の1823円、出光興産<5019>は66円(2.38%)安の2703円で取引されている。
みずほ、JXTGの目標株価下げ
みずほ証券がJXTGの目標株価を800円から640円に引き下げたことも取引の材料になったもよう。
石油製品と石油化学製品の市況悪化の影響を受けるとの見方を示し、2020年3月期のJXTGの実質営業利益予想を引き下げた。
一方、JXTGはキャッシュフローを堅調に積み上げているとし、投資判断は「買い」を継続した。
NY原油先物
23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は大幅続落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の10月限は前日比1.18ドル(2.13%)安の1バレル=54.17ドルで取引を終えた。
米中貿易摩擦がもたらす世界的な景気減速により、原油需要が減少するとの見方が広がった。
週明けの時間外取引でも下げ幅を広げている。日本時間午後1時53分現在、通常取引終値を0.68ドル下回る53.49ドルで取引されている。
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