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原油相場、サウジ情勢で上昇も トルコ大統領の声明に関心集まる

記者ジャマル・カショギ氏の殺害をサウジが認めた。西側の制裁とサウジの報復が現実になれば原油相場はさらに上昇する可能性がある。こうしたなか、トルコのエルドアン大統領が発表する声明が関心を集めている。

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トルコのサウジアラビア総領事館で著名記者ジャマル・カショギ氏が殺害されたことをサウジ当局が認めた。西側諸国の制裁とそれに伴うサウジの報復が現実になれば、原油相場はさらに上昇する可能性がある。こうしたなか、トルコのエルドアン大統領が23日に発表する予定の声明が市場の関心を集めている。

サウジは20日、ムハンマド皇太子を批判していたカショギ氏が総領事館で口論の末に死亡したと発表。皇太子は今回の事件には関与していないとした。

トランプ米大統領はこれに先立ち、サウジ政府の関与が明らかになった場合には「非常に厳しい」措置を取ると述べている。一方、ムニューシン財務長官は21日、捜査がさらに進展して真相が解明されるまでは制裁や他の問題についてコメントするのは尚早と語った。

今回の事件で沈黙を保っていたトルコのエルドアン大統領は21日、同記者の死亡について23日に声明を発表すると明らかにした。トルコは総領事館でのカショギ氏殺害時の状況が録音された音声記録を持っているとされている。

19日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は1オンス=1228.70ドルで終了。前日比で0.1%下げたが、週間ベースでは3週連続で上昇した。

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