30日の東京株式市場でマネックスグループが高い。傘下のコインチェックが新規口座開設や一部仮想通貨の入金・購入の再開を発表したことを受けたもの。
30日の東京株式市場でマネックスグループが高い。一時、前日比20％高の480円とストップ高まで上昇した。傘下の仮想通貨交換会社、コインチェックが新規口座開設や一部仮想通貨の入金・購入の再開を発表したことを受けたもの。
終値は前日比31円（7.75％）高の431円。
コインチェックがこの日再開したのは新規口座開設のほか、ビットコイン、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュの4通貨の仮想通貨の入金と、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュの3通貨の購入。
1月に約580億円分の仮想通貨が不正に流出した後、コインチェックはマネックスグループ傘下で経営管理体制やセキュリティー体制の再構築を進めてきた。マネックスは4月、コインチェックを36億円で買収している。
コインチェックの収益で構成されるクリプトアセット事業について、マネックスの松本大社長が29日、コインチェックの事業が再開すれば、かなり早く黒字化するだろう、と発言したことが報じられている。
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