インドネシアのライオン航空機墜落を受け、同国運輸省はすべての737MAX型機の検査を指示。ボーイングは事故調査支援要員を派遣した。
インドネシアの格安航空会社（LCC）のライオン航空が保有するボーイング737MAX8型機が29日に墜落したことを受け、同国運輸省は30日、すべての737MAX型機の検査を指示した。こうしたなか、ボーイングが事故調査の支援要員を同国に派遣した。
墜落した機体は今夏使用が開始されたばかりだった。なお、インドネシアは737MAX型機に対する運航停止命令は出していない。
一方、インドネシアのメディアは、ボーイングが事故調査の支援要員を派遣したとの当局の発表を伝えた。31日に到着するという。
737MAX8型機の初めての墜落の報道でボーイングの株価は影響を受けた。
29日の米国株式市場でボーイングは前週末から6.6％下落。米中貿易摩擦への懸念とともに、ライオン航空便墜落のニュースが重しになった。30日は4.1％高となり、29日の下げの一部を回復している。
墜落した機体は前日に計器に問題が発生していたと一部メディアが伝えている。
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