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千代建が前場値下がり率トップ 業績予想下方修正

31日の東京株式市場前場で千代田化工建設(千代建)が大幅安。米LNGプラント建設を巡り、2019年3月期決算の経常損益が赤字になる見通しと発表した。

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31日の東京株式市場前場で千代田化工建設が大幅安。米国LNGプラント建設を巡り、2019年3月期決算の経常損益が赤字になる見通しと発表した。

前場終値は前日比113円(15.87%)安の599円。前場値下がり率でトップとなった。一時ストップ安の562円を付け、年初来安値を更新した。

千代建は31日、19年3月期決算の経常損益が865億円の赤字になる見通しと発表した。従来は125億円の黒字を予想していた。米ルイジアナ州で建設中のLNGプラント「キャメロン」における850億円の工事コストの大幅増が主な要因としている。

同プロジェクトは工期の遅れとともに、米マクダーモットとの合弁を巡る混乱も指摘されている。

30日の米株式市場で、マクダーモットは通常取引を前日比0.28ドル(2.1%)安の12.87ドルで終えた後、時間外取引で下げ幅を大幅に拡大し、同2.42ドル(18.8%)安の10.45ドルで引けている。

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