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三菱UFJなど銀行株安い 米国で規制強化懸念で金融株売られ

・米長期金利が低下、株安を受けて債券に買い
・次期米下院金融委員長が大手行を厳格に監視すべきと表明

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15日の東京株式市場で銀行株が安い。米国で長期金利の低下や規制強化への懸念で金融株が売られたことが背景にある。

終値は三菱UFJフィナンシャル・グループが前日比21.4円(3.16%)安の654.9円、三井住友フィナンシャルグループが135円(3.05%)安の4295円、みずほフィナンシャルグループが前日比3.4円(1.74%)安の191.8円。

14日の米国市場では、長期金利の指標である表面利率3.125%の10年物国債利回りが前日比0.02%低い3.12%で取引を終えた。株安を受けて債券に買いが入った。

一方、来年1月に米下院金融委員長への就任が見込まれる民主党のマキシン・ウォーターズ議員が、金融業界の規制強化を求める考えを表明。同議員は14日、連邦準備制度理事会(FRB)は大手行を厳格に監視すべきと述べた。

米株式市場では銀行株が下落。主要行の終値はJPモルガン・チェースが2.26ドル(2.06%)安の107.33ドル、バンク・オブ・アメリカが0.55ドル(1.98%)の27.21ドル、シティグループが1.28ドル(1.98%)安の63.50ドル、ウェルズ・ファーゴが0.59 ドル(1.12%)安の52.15ドル。

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