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サンバイオなどiPS細胞関連銘柄が高い 京大がiPSからがん攻撃の細胞作製

・ヒトのiPS細胞からがんを発見する能力を高めた免疫細胞「キラーT細胞」を作製
・マウスを使った実験でがんの進行を遅らせることに成功

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16日の東京株式市場でiPS細胞(人工多能性幹細胞)研究関連の銘柄が高い。京都大iPS細胞研究所などのチームが、iPS細胞からがんへの攻撃力を持つ細胞を作製するのに成功したと発表した。

終値は医薬品のサンバイオが前日比410円(6.06%)高の7180円、大日本住友製薬136円(4.85%)高の2938円、医療機関向け治験支援(SMO)のアイロムグループが217円(9.85%)高の2421円。

同研究所はヒトのiPS細胞からがんを発見する能力を高めた免疫細胞「キラーT細胞」を作製し、マウスを使った実験でがんの進行を遅らせることに成功したと発表した。この研究成果は16日付の米科学誌セル・ステム・セルに掲載される。

iPS細胞関連では、慶応大学がiPS細胞を使って脊髄損傷を治療する同大チームの臨床研究計画を承認したことが13日明らかになっている。

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