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サンバイオ、10億円の特定融資枠契約 再生細胞薬市販後の体制構築

・19日に付けた上場来高値8080円を試す
・開発中の再生細胞薬が臨床第2相試験で評価項目達成したと今月発表

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バイオベンチャーのサンバイオが株式市場終了後に、三井住友銀行との10億円のコミットメントライン(特定融資枠)契約の締結を発表した。使途は開発中の再生細胞薬「SB623」の市販後の製造・物流。販売体制の構築。

今年度(2018年2月~)はこれに先立ちエクイティファイナンスで110億円を調達している。

同社は1日、「SB623」の外傷性脳損傷を対象とした日米共同研究での臨床第2相試験で主要評価項目を達成した、と発表した。

この結果に基づき、まずは日本で来年度中に同薬の承認申請を行う予定。条件・期限付き早期承認制度を活用し、早ければ19年中にも承認される可能性がある。

株式市場ではこの日も臨床第2相試験の成功を受けた買いが続いた。一時、8000円の大台を突破し、8050円まで上昇。19日に付けた上場来高値の8080円を試す展開となった。終値は前年比300円(3.95%)高の7900円。

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