27日後場の東京株式市場でLINEが再び一段高となった。一部メディアが午後2時頃、みずほフィナンシャルグループと共同で銀行業に参入する方針と報じたことが背景。
終値は前日比440円（12.94％）高の3840円。
LINEはみずほFGと新銀行を設立する方針。LINEがこの銀行に過半出資するという。両社は27日午後に会見を開いて発表する見通し。
前場で中国ネットサービス大手の騰訊控股（テンセント）と提携するとの報道を材料に、序盤に17％高の3580円の高値を付けた。その後、いったん上げ幅を縮めたが、銀行業参入のニュースが伝わると、再度前場の高値を試す展開となった。
テンセントとの提携では、LINEは決済サービス「LINEペイ」の未導入店舗に、テンセントの「微信支付（ウィーチャットペイ）」も利用可能な専用端末を12月から貸し出す計画。
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