29日前場の東京株式市場でアドバンテストなどの半導体関連株が高い。米市場で著名アナリストのリサーチを好感してエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス（AMD）などの半導体株が上昇したことが材料。
午前10時現在、アドバンテストが前日比70円（2.93％）高の2461円、SUMCOが37円（2.18％）高の1738円、東京精密が60円（1.78％）高の3435円。
みずほ証券のアナリスト、ビジェイ・ラケシュ氏はリポートで、GPU価格が9月の安値から10～15％上昇するとみているとし、チャネル在庫と需要弾力性がより早く正常化することを示唆するものであり、エヌビディアやAMDにとってポジティブとの見方を示した。
米半導体株の28日終値はエヌビディアが前日比6.34ドル（4.12％）高の160.07ドル、AMDが0.29ドル（1.38％）高の21.34ドル。
米半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数（SOX指数）は2.3％上昇。3日続伸した。
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