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中国景況感3カ月低下も上海株小高い 米中貿易協議で新たな枠組み目指すとの報道

  • 11月の中国製造業購買担当者PMIは50
  • 16年7月の49.9以来の低水準
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中国国家統計局が30日発表した2018年11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、前月比で0.2ポイント低下して50.0となった。米国との貿易摩擦で受注が落ち込み、3カ月連続で低下した。しかし、貿易協議進展への期待で株価は支えられた。

11月のPMIは、16年7月の49.9以来の低水準に相当する。PMIは50を上回れば生産や受注が拡大、下回れば縮小したことを示す。

一方、米国と中国が貿易摩擦を巡る新たな協議の枠組みを目指していると米紙は伝えており、市場では12月1日の両国首脳の会談で何らかの進展があるかを注目している。

きょうの中国・上海総合指数は中盤まで前日終値を挟んでの小動き。しかし、終盤に買いが優勢になり、日本時間午後3時40分現在、前日比22.45ポイント(0.87%)高の2589.89で推移している。

国内の中国関連銘柄はまちまち。10月の日本の鉱工業生産指数が予想を上回ったことに支えられ、クボタ(2.65%高)やコマツ(0.7%高)などの機械銘柄は上昇。一方、花王(0.23%安)やピジョン(1.27%安)などの消費財銘柄は下げた。

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