コンテンツにスキップする

外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません 外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません

サンバイオ株、1万円うかがう 三菱UFJとコミットメントライン契約

  • 前場で9860円の上場来高値
  • 時価総額がマザーズ首位、メルカリ上回る
ig_trading_floor_5

3日前場の東京株式市場でサンバイオが大幅高。1万円の大台をうかがう展開となっている。11月30日に三菱UFJ銀行と借入限度額20億円とするコミットメントライン(特定融資枠)契約の締結を発表したことが評価されている。

前場終値は前日比1110円(12.8%)高の9780円。上方に窓を開けて寄り付き、前場終盤に上場来高値となる9860円を付けた。

三菱UFJ銀行からの調達資金の使途は開発中の再生細胞薬「SB623」の市販後の製造・物流・販売体制の構築。この数日前には同様の使途で三井住友銀行との10億円のコミットメントライン契約の締結を発表していた。

今年度(2018年2月~)はこれに先立ち、エクイティファイナンスで110億円を調達している。

再生細胞薬「SB623」

サンバイオは11月1日、「SB623」の外傷性脳損傷を対象とした日米共同研究での臨床第2相試験で主要評価項目を達成したと発表。米国で16年7月から、日本では同年10月から治験を開始していた。

この結果に基づき、まず日本で来年度中に同薬の承認申請を行う予定。条件・期限付き早期承認制度を活用し、早ければ19年中にも承認される可能性がある。

一方、同社は11月28日、米国で実施した「SB623」の慢性期脳梗塞を対象とした臨床第1/2a相試験の2年間の追跡結果が米国脳神経外科学会が発行する「Journal of Neurosurgery」誌に掲載されたことを明らかにした。

サンバイオの時価総額は11月26日にメルカリを抜き去り、マザーズ市場で首位に立った。

サイバイオは01年にアメリカ・カリフォルニア州で設立された。13年2月に日本法人のサンバイオ株式会社を設立し、14年1月に日本法人を親会社にしている。15年4月に東証マザーズ市場に新規株式公開(IPO)した。

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありませ ん。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。

無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。

IGアカデミー

無料のオンラインコースや各種ウエビナー、セミナーなど、IGが提供する豊富な学習プログラムを通じてトレードの方法を学び、トレードに関する知識を深めることができます。