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三菱重工が小安い、トルコ原発建設断念報道で

  • 建設費が当初想定の2倍近くに
  • 世耕経済産業相、決定が行われた事実は全くないと発言
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4日後場の東京株式市場で三菱重工業が小安い。トルコの原子力発電所の建設計画を同社が断念する方向で調整に入ったことが報じられ、業績拡大期待が後退した。

午後零時45分現在、前日比17円(0.39%)安の4334円。

4日付の日経新聞朝刊は、政府や三菱重工などの官民連合によるトルコの原子力発電所建設計画について、建設費が当初想定の2倍近くに膨らみ、トルコ側と条件面で折り合えなかったと伝えた。

寄り付き直後に小安くなる場面があったが、売り一巡でいったん反発。世耕弘成経済産業相が4日の閣議後記者会見で、トルコ原発計画について、現在協議を行っている最中で、決定が行われた事実は全くないと語ったことも買い安心感につながり、一時4394円まで上昇した。

ただ後場で再び売りが優勢となり、序盤に4330円まで売られた。

原発の新設は日本、トルコ両政府が2013年に合意。国内で原発の新設計画が困難になるなかでの、政府のインフラ輸出戦略の主要プロジェクトの1つだ。黒海沿岸のシノップに三菱重工とフラマトム(旧アレバ)の共同出資会社が中型の加圧水型軽水炉4基を建設する計画。

三菱重工が実施した事前調査で、耐震対策費などの増加により、当初約2.1兆円と見積もられていた総事業費が5兆円程度に膨らむ見通しであることがすでに明らかになっていたことで、交渉の行方が注目されていた。

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