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iPhoneは「飽和状態」との指摘でアップル株急落 ジャパンディスプレイが安い

  • HSBCがアップル投資判断を「買い」から「中立」に
  • 半導体のシーラス・ロジックが売上高見通し引き下げ
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5日の東京株式市場でジャパンディスプレイ(JDI)などアップル関連株が安い。HSBCが4日、スマートフォンiPhoneは飽和状態と指摘し、アップルの目標株価を引き下げたことを受け、米国市場でアップルが急落したことが背景にある。

JDIの終値は前日比2円(2.86%)安の68円。同社はiPhone向けに液晶ディスプレイを供給している。

HSBCはアップルの投資判断を「買い」から「中立」に、目標株価を205ドルから200ドルに引き下げた。

リポートで「アップルのアイコニックなハードウェアの成長はほぼ終わった」とし、「売上高は高価な販売価格と各種サービスの開発に支えられているだけだ」と指摘。その上で「アップルを成功に導いた魅力的(かつ高価格)な製品ポートフォリオは飽和状態に直面している」との見方を示した。

先月にはゴールドマン・サックスが、アップルの目標株価を222ドルから209ドルに引き下げた。また、グッゲンハイムが投資判断を「買い」から「中立」に引き下げ、245ドルとしていた従来の目標株価を取り下げている。

4日のアップル終値は前日比8.13 ドル(4.4%)安の176.69ドル。

TDKの終値は260円(2.84%)安の8880円。ロームは120円(1.47%)安の8030円。TDKはコンデンサー、ロームは送受信用制御ICをiPhone向けに供給している。

シーラス・ロジックが売上高見通しを下方修正

iPhoneの主要サプライヤーで半導体メーカーのシーラス・ロジックが米国時間3日夜に売上高見通しを引き下げたことも、アップル関連株の売りを誘っている。

シーラス・ロジックは7~9月期売上高の82%をアップルから得ている。

同社は最近のスマホ市場の弱さを理由に、10~12月期売上高見通しを3億~3億4000万ドルとし、従来の3億6000万~4億ドルから引き下げた。

4日のシーラス・ロジック終値は前日比0.72ドル(1.86%)安の37.95ドル。

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