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中国の11月鉱工業生産が予想下回る伸び 日立建機など国内中国関連株に売り

  • 11月の鉱工業生産は前年比5.4%増、予想は5.9%増
  • 小売売上高は8.1%増、予想は8.8%増
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14日の中国・上海株式相場が反落。小安く始まった後、11月の鉱工業生産と小売売上高の伸びが予想を下回ったことで下げ幅を広げた。国内の中国関連株も下落した。

中国国家統計局がこの日発表した11月の中国鉱工業生産は前年比5.4%増。伸び率は市場予想の5.9%を下回った。また、同5.4%増加した2016年1~2月期以来の低い伸びだった。

また、小売売上高も同8.1%増と、市場予想の8.8%増に届かず、03年5月以来の低い伸びにとどまった。

1~11月の固定資産投資は同5.9%増で、予想の5.8%を若干上回った。

午前10時37分現在、上海総合指数は前日比17.40 ポイント(0.66%)安の2616.46で推移している。

日立建機など中国関連株が下げる

中国の経済指標が予想より弱い内容だったことを受け、前場の東京株式市場でも国内の中国関連銘柄に売りが出た。

前場終値は日立建機が前日比68円(2.48%)安の2669円、クボタが40.5円(2.27%)安の1746円、コマツが45円(1.7%)安の2606.5円。

東京エレクトロンは685円(4.85%)安の1万3430円。前場の終盤に1万3345円まで下げて年初来安値を更新した。

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