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グローバルウェイ、スイスで申請中のICOが1月以降に認可へと発表

  • ICOで日本非居住者から最大40億円を調達へ
  • 国内で仮想通貨交換登録業者の申請手続き開始
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転職情報サイト「キャリコネ」などを運営するグローバルウェイが19日午後、スイス金融市場調査局(FINMA)に申請している仮想通貨技術を使った資金調達(ICO)実施に向けた認可が来年1月以降におりることを確認したと発表した。認可され次第、速やかに公表するという。

一方、ICOの詳細、および業績に与える影響については、現時点ではその内容は確定していないという。

グローバルウェイは4月13日、スイスで現地法人Time Ticketを設立し、FINMAへのICO実施の認可申請を行うことを発表していた。

ICOは独自のデジタル権利証(仮想通貨)を発行し、投資家から資金を集める仕組み。

FINMAから認可されれば、日本国外でICOを実施し、独自の仮想通貨「タイムコイン」を販売する予定だ。このICOで日本の非居住者から最大40億円を調達する意向であることが報じられている。

日本の居住者に関しては、将来的に国内の仮想通貨取引所を通じてタイムコインを購入できるようにするという。同社は国内で仮想通貨交換登録業者の申請手続きを開始している。

スイス子会社を設立したのはクリプト・バレー(暗号の谷)と呼ばれるツーク州。多くのブロックチェーン関連企業が同州に拠点を構えている。

グローバルウェイは個人が空き時間を30分単位で売買できるサービス「タイムチケット」を展開しており、タイムチケット上でタイムコインを活用したプラットフォームを開発する予定。新機能を実装したタイムチケットはインド、インドネシア、ミャンマーなどの東南アジアや南アジア諸国での展開も視野に入れるという。

タイムチケットの現在のユーザー数は約11万人。取り扱うチケットの種類は約3万種類。

19日の東京株式市場でグローバルウェイは、ICO実施の認可が来年1月以降になることを確認したと発表した後に急伸。しかし、引け際に売りが優勢となり、年初来安値に相当する前日比39円(2.01%)安の1900円で引けた。

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