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ファナックが反発、中国政策金利引き下げへの期待で

  • 中国人民銀、MLFの金利引き下げへ
  • 政策金利引き下げへの地ならしか
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21日後場の東京株式市場でファナックが反発。前場で年初来安値を更新したが、後場では買い優勢となっている。中国の政策金利引き下げへの期待から一部の中国関連銘柄に買いが入った。

午後1時32分現在、ファナックは前日比155円(0.95%)高の1万6495円での取引。前場の後半に相場全体の地合いの悪化を受けて売られ、1万6210円の年初来安値をつけていた。

日立建機も高い。株価は前日比57円(2.27%)高の2563円で推移。前場では寄り付き後に2483円まで売られ、年初来安値を更新した。

中国人民銀行(中央銀行)は19日夜、市中銀行向けの短期貸し出しである中期借貸便利(MLF)の金利を約3年ぶりに引き下げると発表した。下げ幅は0.15ポイント。中小企業向け融資を増やした銀行が対象で、中小企業の資金繰りを改善する。期間は最長3年。

中銀が政策金利の引き下げに向け、地ならしを始めたとの見方が出ている。

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