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焦点は米中対立問題に関するあらたな情報

米国が華為との取引再開を先送りするとの報道がありました。対中関税「第4弾」に加え新たな措置を講じてきたことを考えるならば、米中対立問題に関する新たな情報が今日の焦点となるでしょう。米中リスクが再燃する場合、最も売られやすい通貨は?ドル円とユーロドルの焦点は?マーケットレポートをご参照ください。

Source:Bloomberg

Analysis Highlights

・焦点は米中対立問題に関するあらたな情報

8日の海外外為市場は、米長期金利(以下米金利)の反発を背景に米ドル買い優勢の展開となった。また、米株も上昇したことから新興国通貨売り圧力が高まった。このレポートで指摘してきた「米株高 / 米金利上昇」の局面では「米ドル買い / 新興国通貨売り」という外為市場のトレンドパターンが未だ続いていることを再確認できた。よって、本日の外為市場も米国市場の動向次第でトレンドが決定されよう。
その米国市場は、米中対立に関する新たな情報の有無(=トランプ米大統領のツイート / 関連報道)および人民元レートをにらむ状況が続こう。新たな情報では、米国が華為(ファーウェイ)との取引再開許可を先送りするとの報道が流れている。この報を受け、本日早朝に豪ドルとNZドルが日本円と米ドルに対して下落する局面が見られた。ドル円も安値105.71まで下落した。昨日の騰落率を確認すると、米ドルはNZドルに対して前日比1.23%と最も上昇している。NZ準備銀行(RBNZ)が0.50%の利下げを決定して以降、豪ドル / NZドル(AUD / NZD)が上昇している状況(=豪ドル高 / NZドル安の状況)も考えるならば、中国リスクが再燃する場合、先進国通貨の中ではNZドルが最も下落すると予想する。同様に中国リスクに直面する豪ドルは、本日の四半期金融政策報告の内容で再び売り圧力が高まる可能性があるため要注意。その中国リスクを再燃させる要因として本日注視すべきは、インフレ指標とトランプ米大統領のツイートだろう。対中関税「第4弾」に続き華為問題で再び厳しい措置を講じてきた状況を考えるならば、特に後者の方に注意すべきだろう。

【豪ドル/NZドル】

AUD NZD AUD/NZD 豪ドル NZドル

・ドル円とユーロドルの展望

米株高でも上値が重い状況を考えるならば、ドル円のトレンドは明らかにベアである。トレンドフォローを重視し本日も上値の重い展開を予想する。106.30および106.50をレジスタンスポイントと想定し、これらの水準では反落リスクを警戒したい。106.50にはオファーが観測されている。一方、米金利の低空飛行状態が続く場合は、下値トライを予想する。焦点は105.50レベルの攻防で変わらず。105.45下にはストップが観測されている。ストップハンティングの展開となれば、節目の105.00を視野に下落幅の拡大を予想する。105.00にはビッドの観測あり。
ユーロドルは今日も米金利にらみの展開が続こう。米金利の低下圧力が後退していることで、1.1250-60ゾーンで上値がレジストされている。その結果、長い上ヒゲが連日示現している状況を考えるならば、目先の上値攻防分岐は短期レジスタンスライン(1.1230前後)およびレジスタンスゾーンの1.1250-60と想定する。後者のゾーンにはオファーの観測あり。一方、下値の焦点だが、目先は1.1170レベルの維持である。この水準の下方ブレイクは10日MA(1.1152前後)トライのシグナルと捉えたい。1.1170から1.1150にかけては断続的にビッドが並んでいる。

【ドル円】

USDJPY ドル円


【ユーロドル】

EURUSD ユーロドル

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