18年の韓国GDP成長率2.7%、6年ぶり低い伸び
・半導体の低迷響く
・10~12月期伸び率は前期比1%
韓国の2018年の国内総生産(GDP、速報値)伸び率は、物価の変動を除いた実質ベースで前年比0.4ポイント低下の2.7%。3年ぶりの減速となり、12年以来6年ぶりの低水準だった。半導体の低迷が響いた。韓国銀行(中央銀行)が22日発表した。
伸び率は中銀の予想と一致した。
設備投資は前年比1.7%減。前年は14.6%増だった。サムスン電子などによる半導体への投資が一巡した。
建設投資は4%減。前年は7.6%増で、設備投資と同様にマイナスに転じた。通貨危機の影響で低迷した1998年以来、20年ぶりの低水準だった。
輸出は4%増。一方、半導体輸出は昨年12月から減少に転じた。
18年10~12月期のGDP伸び率は前期比1%増。事前予想は0.6%増だった。
韓国総合株価指数は午前10時9分現在、7.39ポイント(0.35%)安の2117.22で推移。
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