アップルはネットフリックスを買収すべき JPモルガンが提案
・アップル、2450億ドルの現金保有
・アクティビジョン・ブリザードなども最適な買収先
JPモルガン・チェースが、アップルによる動画配信大手ネットフリックスなどの買収を提案したことが明らかになった。アップルは2450億ドルもの現金を保有しており、その使い道の一つにネットフリックスの買収があるという。
JPモルガンのサミク・チャタジー氏は4日、顧客向けノートで「エンゲージメントレベル、およびオリジナルコンテンツで主導的なポジションを得る上で、ネットフリックスは戦略的に最適だ」とし、「この分野で最も成功している企業を買収することに価値がある。これよりも小規模な企業ではそれは不可能だ」との見方を示した。
同氏によると買収は高額になるはずであり、仮に20%のプレミアムが付いた場合、ネットフリックスの企業価値は1890億ドルとなる。1日の取引終了時点の同社の時価総額は1480億ドルであり、同社はまた70億ドルの純負債を抱える。
もっとも、チャタジー氏は、この買収が起こる可能性は低いとし、ネットフリックスはそこそこの価格で身売りすることはないだろうと指摘した。
同氏はまた、アップルの買収先としてネットフリックス、ゲーム大手アクティビジョン・ブリザード、音響機器メーカーのソノスが戦略的に最適とみているうと表明した。
4日の米株式市場でアップルとネットフリックスはそれぞれ前週末比2.8%と3.4%上昇した。
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